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姿勢の悪さが、肩こり・首こりを引き起こす真の原因とは?

こんにちは。
新丸子・武蔵小杉の整体院
中原カイロプラクティックセンター、石田です。


あなたは自分の姿勢に自信がありますか?

私が日々施術をしている中で、首や肩の痛みを抱えて来院される方のお話を伺っていても

「日々デスクワークをしていると どうしても姿勢が悪くなってくる。」

「最近猫背が酷くなってきた気がする。」 そうおっしゃる方も少なくありません。

もちろん 猫背=肩こり という訳ではありませんが、ほとんどの方は一時的に正しい姿勢をとってもらうだけで症状が緩和されてしまうことも事実です。

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 ではナゼ、姿勢の悪さが猫背が首や肩の痛みを誘発してしまうのでしょうか?

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姿勢が悪くなり背中が丸まった形が続くと、腰や背中の筋肉は全て引き伸ばされ突っ張った状態になります。

逆に、お腹や胸の筋肉は全て収縮し、縮こまった状態になります。

要するに、お腹の筋肉がコリ固まった状態ですね。

お腹周辺の筋肉というのは、ほとんどが肋骨の下部に付着し、肋骨の上部には首につながる筋肉が付着しています。

この肋骨というのが、今回ミソになってくる部分です。

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お腹側の筋肉は収縮し続けると、肋骨を前に、更に下へ向かって引っ張ってしまいます。

すると どうなるでしょうか???

前述の通り、お腹の筋肉は肋骨の下部に、肋骨の上部には首につながる筋肉が付着しています。

即ち、お腹と首は肋骨を介してつながっているのです。

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お腹の筋肉によって、前へ下へと引っ張られた肋骨が、今度は首につながる筋肉を下へ下へと引っ張り下げてしまうのです。

本来は頭を支えるために働くべき首や肩の筋肉が、本来の仕事に加え、肋骨や胴体を上に引っ張り上げる という『余計な仕事』までしなくてはならなくなる為に、余計な負荷がかかり続けることになります。

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例えて言うなら、買い物に行って野菜や魚などの生活必需品だけ買おうとしたにもかかわらず、気がついたらおもちゃやら服やら靴やら、余分なものまで持たされ買わされていた…というところでしょうか(>_<)

心当たりがある方は、一度両手を真上にあげ、思いっきり伸びをしてみてください。

もしそれで、首や肩が少しでも楽になるようでしたら、首や肩の問題でコリや痛みを感じているのではなく、姿勢の悪さによるものが原因の可能性が高いと言えます。

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要するに下へ下へと引っ張られる力、即ち重力・引力に身体が負けてしまっているんですね( ̄◇ ̄;)

人間は当然ながら、二足歩行で生活しています。

なので四つ足歩行の動物に比べれば、重力に負けやすい構造であることは否めません。
しかし、いつまでも重力に負けていてはツラい症状からは解放されないかもしれませんよね。

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もちろん、年齢も重ねれば筋力や体力も徐々に落ちてくる可能性は高くなります。

これを予防するには しっかりした体幹の筋力そして柔軟性を作ることが一番です。

あと免疫の観点から言うと「重力に反発する力は、平常時の体温の高さに比例する」ということも言われています。

ちなみに、体温の重要性については こちら にも書かせていただいています。

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エクササイズが難しい方は、日常生活の中で腰を捻る・真上に伸びをする等をマメに繰り返すだけでも身体に変化は出てくるでしょう。

もちろん、一朝一夕に筋力や柔軟性が変化する訳ではありませんが、ご自身の5年後10年後を見据えてコツコツ続けてみてくださいね(^_^)


今回もお読みいただきありがとうございます!

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